商品紹介
「3つの安心」でビジネスデータを障害から守る
そのデータ、本当に安心ですか?
ビジネスにおいて、膨大なデータを保存するNASは欠かせない存在です。もし不慮のエラーでデータが消えてしまったり、ある日突然故障してしまうと、業務に多大な影響を及ぼします。
そこで、アイオーでは以下の「ハード」、「ソフト」、「サービス」の3つを組み合わせ、導入から買い替えの日が来るまで安心してNASを運用できるようサポートします。
1. こだわりのハードウェアで信頼の長期3年保証を実現
・NAS用ハードディスクを搭載
WD社のNAS用ハードディスク「WD Red」を搭載しています。24時間、常時稼働が前提のNAS運用において課題になりやすい熱・振動への対策、電力消費が改善がされ、さらに長期3年保証を実現した高信頼ハードディスクです。
「WD Red」について詳しくはWD社ホームページをご確認ください。
・自社設計による高剛性フレーム
筺体内部の板金を厚く(最厚部1.2mm)することで、ハードディスクに伝わる振動を抑制し、振動によるハードディスクの劣化を最小限に抑えます。
・カートリッジ式のドライブ
ハードディスクの交換はネジを外したりすることなく、お客様自身ですばやく交換が可能です。
交換用カートリッジはHDLH-OPRシリーズをお選びください。
HDL4-X4-U…HDLH-OP1R
HDL4-X8-U…HDLH-OP2R
HDL4-X16-U…HDLH-OP4R
HDL4-X32-U…HDLH-OP8R
2. NASの状態を管理するクラウド管理サービス「NarSuS]を無償提供
■トラブル時の正常復帰をサポート
3. 万一のトラブル時には有償保守「アイオー・セーフティ・サービス」
アイオー・セーフティ・サービス(ISS)は、対象商品をより長く安心してご利用いただくために、万が一の場合の保守を実施する有償保守サービスです。ご導入から運用まで充実のサービスをご用意し、ワンストップでご提供いたします。
また、商品ご購入後すぐに安心してお使いいただけるよう5年間のデリバリィ保守パックもラインアップしています。
ラックの設置に簡単・便利な筺体設計
米国EIA規格に準拠した19インチ1Uラックマウントモデル
サーバーラックで関連機器を集約すれば、ケーブルの接続が良くなり盗難防止にも役立ちます。本商品は、米国EIA(米国電子工業会)の規格に準拠した19インチ 1Uラックマウントに対応し、また、筐体の奥行サイズをコンパクトにすることで、ラックへの取付けを容易にしました。
オイルレス・スクリューレスだから取り付け簡単
ラックへ取り付けるためのマウントレールは、構造を工夫して使用するネジと潤滑油を減らすことで、簡単に手を汚すことなく取り付けられるようにしました。
機器情報の参照に便利なインフォメーションタグ
商品正面から取り出せるインフォメーションタグに、NarSuSやISS(アイオー・セーフティ・サービス)登録時に必要な商品型番とシリアルナンバーを記載。レールを動かして天面を確認する必要なく、インフォメーションタグを引き出すことにより簡単に確認できるようになりました。
ビジネスを止めない冗長化とバックアップ技術
RAIDに替わる冗長化テクノロジー「拡張ボリューム」
「拡張ボリューム」とは、内蔵HDD2台を1つのペアとしファイル単位でデータをミラーリングする技術です。ブロック単位でデータを取り扱うRAIDと比較し、HDDの同時故障によるデータ消失リスクを低減するうえ、リビルド時間も短縮することができます。さらに、運用時に問題となりがちな空き容量のひっ迫も、大容量のHDDに換装するだけで、データの退避やNASを買い替えることなく解決できます。
※本商品は従来のRAIDにも対応していますが、データの安全のため商品出荷時の冗長化設定を「拡張ボリューム」にしています。
拡張ボリュームの詳細はこちら >> RAIDのさらに先を行く安心の技術「拡張ボリューム」
設定情報もコピーできるクローン機能(フェイルオーバー対応)
「クローン機能」では、データだけでなくシステム設定情報(※1)も保存します。
NASを2台利用してデータと設定情報の「クローン」を作るため、NASに障害が発生しても2台目のNASが自動的に引き継ぎ(フェイルオーバー)、ダウンタイムの短縮や、管理者の負担を軽減することができます。
※1 以下の項目は保存対象外です。
ログのフィルター設定、RAIDモード(暗号化設定含む)、NarSuS設定、管理者設定、以下を除く追加パッケージの設定(以下は保存対象となります)
・Dropbox以外のクラウドストレージ連携設定(切替後に再設定が必要です)
・FTP
※Active Directory環境でのご利用の際は、通常はマスターのみActive Directoryに参加させてください。
※事前に本機能を使用するLAN DISK Xシリーズに「レプリケーション」、「クローン」パッケージ(ともに無償)を追加する必要があります。
BX-VP1シリーズと組み合わせて手軽に遠隔地バックアップ
「BX-VP1シリーズ」は、遠隔地間でのバックアップ専用ネットワークを手軽に構築します。通常のインターネット回線のままで、お使いのルーター配下に設置すれば、VPN構築が可能です。専用回線を契約したり、専門知識を要する難解な設定は不要です。ハードルの高かった「遠隔地バックアップ」が低コスト・お手軽に実現できます。
高速なレプリケーション機能
HDL4-X-Uシリーズを2台を使用して、メイン機のデータが更新された場合、自動的に予備機にデータをコピーし、 常に同一の状態にすることが可能。メイン機が故障しても予備機ですぐに運用再開することができます。
※レプリケーションパッケージのインストールにより対応。
バックアップ機能
・バックアップ先は共有フォルダー内に「JOB名 ¥ 日付時刻 ¥ バックアップ元ホスト名 ¥ バックアップ共有フォルダー名」のフォルダーを作成し、その中に構成を維持してコピー
・履歴差分機能
バックアップ先が本商品自身、または専用フォーマットされた外付USBハードディスクを指定した場合に利用可能です。
最初にフルバックアップした後、変更されたファイルだけをバックアップするため、使用容量も節約され、バックアップ時間も短縮!フルバックアップしたときのように、バックアップした時点でのファイルやフォルダーの構造が日付ごとに丸ごと残ります。
・バックアップ元・バックアップ先共に外部共有フォルダーが指定可能できるので、HDL4-X-Uシリーズを介して Server A→ Server Bへのバックアップも可能
・バックアップJOB数(プロファイル数)は最大7個まで作成可能
※本商品自身、または専用フォーマットされた外付けUSBハードディスクがバックアップ先ではない場合、毎回フルバックアップが実行されます。
●企業をターゲットとした身代金要求型不正プログラム
「ランサムウェア」対策に有効です
USBミラーリング
HDL4-X-Uシリーズの実効容量と同じサイズ以上のUSBハードディスクを用意すれば、HDL4-X-UシリーズとUSBハードディスクでミラーリングを構築することができます。(RAIDモード時のみ)
Mac標準バックアップ機能「Time Machine」
Time Machine機能は、Macのシステムファイル、アプリケーション、アカウント、環境設定、文書など全てのファイルを自動でUSBハードディスクやNASにバックアップすることができる機能です。 「AppleShare」パッケージを追加することで、Time Machine機能を使ってNASをMacのバックアップ先として設定することが可能です。
アドオンパッケージでNASの機能を追加
必要な機能だけを搭載しメモリーの消費を抑える
NASのさまざまな機能をアドオンパッケージとしてご用意しています。
出荷時には、Windows共有(Samba)などNASの基本機能のみ利用できる状態です。
ご利用の環境に応じて必要な機能だけを追加することで、メモリーの消費を抑えることができます。また、各種設定画面に「追加機能」が表示されます。
アップデートはパッケージ単位で実施されるため、全体をアップデートする場合に比べ装置の再起動を抑制することができます。
パッケージ追加機能の詳細はこちら
必要な機能を「パッケージ追加」できるモジュール構造
【リリースパッケージ】
・AppleShare
・Remote Link 3(リモートアクセス)
・FTP
・クラウドストレージ連携
・レプリケーション
・クローン
・Trend Micro NAS Security
・ESET File Security
・H/XR/XV移行
クラウドストレージとの連携
LAN DISK Xに「クラウドストレージ連携」パッケージを追加する事でさまざまなクラウドサービスと連携することができます。
対応するクラウドストレージサービスの一覧はこちら >> クラウドストレージ対応表
脅威からデータを守るセキュリティ対策
紛失・盗難による情報漏えいを防ぐ暗号化ボリューム
保存されたデータは、暗号化してディスクに記録可能。暗号化方式はAES 256bitの強固な暗号化方式を採用し、ディスクの紛失、盗難にあった場合の情報漏洩のリスクを低減します。
また、外付USBハードディスクも専用フォーマット時に暗号化機能を有効に設定することで書き込み時に自動的に暗号化することができます。万一、盗難にあってもデータの流出を防ぐことが可能です。また、これら暗号化機能は「拡張ボリューム」はもちろん「各種RAID」設定でも利用することができます。
<USBロックキーを鍵にして運用>
LAN DISKの起動時にUSBロックキーをLAN DISK本体に接続しないと共有サービスを開始しないロック機能を持っています。システム起動後はUSBロックキーは取り外すことが可能です。
※USBロックキーには添付のUSBメモリー、およびメーカー製USBメモリー商品が利用できます。(セキュリティUSBメモリーを除きます。)
<キーサーバー機能でサーバーを鍵に>
USBロックキーだけでなく、特定のWindowsサーバーに「暗号鍵データ」を登録して鍵サーバーにすることも可能(キーサーバー機能)です。該当のサーバーがネットワーク上に見つからない場合には、共有サービスを停止します。
対応OS:Windows 10/Windows 8.1/8/7/Vista/XP/Windows Server 2012 R2/2012/2008 R2/2008/2003 R2/2003 SP1
ウイルス対策機能をラインセンスパックで追加可能
ウイルス機能を持たないNASでも、機能追加できるライセンスをご用意しました。最長6年間のウイルス対策機能を追加することができます。ウイルス対策機能は、ウイルスの侵入をリアルタイムで監視し、万が一ウイルス対策の不十分なパソコンがネットワークに接続し、ウイルス感染したファイルをNASに転送した場合も、ファイルの駆除を実施します。
<Trend Micro NAS Security™>
LAN DISK Xシリーズ対応のウイルス対策機能ライセンスです。トレンドマイクロ社のNAS向けウイルス対策ソリューション「Trend Micro NAS Security™」を採用。ウイルスパターンファイルの自動更新や、マルウェア対策、ランサムウェア(Locky、WannaCry等)のウイルス検出に有効です。
詳しくはこちら「Trend Micro NAS Security™」
<ESET File Security>
LAN DISK Xシリーズ対応のウイルス対策機能ライセンスです。ESET(イーセット)社のNAS向けウイルス対策ソリューション「ESET File Security」を採用。新種のウイルスをブロックできるESET社独自開発「ヒューリスティック技術」を搭載。さらにNASやネットワークへの負荷を低減することで軽快な動作が可能です。
詳しくはこちら「ESET File Security」
外出先からアクセスできる「Remote Link 3」
Remote Link 3(リモートリンク3)は、外出先のパソコンやスマホ・タブレットからインターネットを介して、NASの保存データにアクセスすることができる機能です。NASに本機能のパッケージを追加いただくことでご利用いただけます。アクセスには、専用のアプリ「Remote Link Files(リモートリンクファイルズ)」を使用します。
※インターネット接続環境が必要です。
※IOPortalへの登録が必要です。
※接続のためのPINコード(QRコード)はNASの設定画面にて発行されます。
Remote Link Filesは、もちろんパソコンも対応しています。以下のURLへアクセスし、ユーザー名とPINコードを入力すればOK!
http://rm3.iobb.net
※あらかじめパソコンにJavaがインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、Internet Explorerにてこちらからインストールしてください。(Javaのダウンロードページにリンクします)
※アクセスするには、ユーザー名・PINコードが必要となります。くわしくは、画面で見るマニュアルをご確認ください。
法人用途にも安心な2つの機能を追加!
端末認証機能:アクセス可能な端末を指定できる
NASが認証した端末だけがアクセスできる共有フォルダーを設定する機能です。不要な資料の持ち出しやアクセスを防ぐために、アクセス可能な端末を指定することができます。
一時公開機能:一時的にファイル共有可能なQRコードを発行できる
アクセス可能な「有効期限」「端末台数」「アクセス回数」を設定し、ファイルやフォルダーのアクセスを制限する機能です。制限した設定内容を元にQRコードを作成します。パーティー会場などでお客様に本日限定で写真を公開する場合や、容量の大きいデータを共有する場合に作成したQRコードを配布してご利用いただけます。スマホ※からのみ設定が可能です。
※端末認証されているスマホからは設定できません。
古いNASからのリプレイスに便利な機能を搭載!
LAN DISK Xシリーズは古いNASのリプレイスに便利な機能を搭載し、古いNASから新しいNASへの移行作業の負担を大幅に軽減いたします。
LAN DISK H、XR、XVシリーズからの移行はパッケージ機能「H/XR/XV移行ツール」をご利用いただくことで、データだけでなく設定情報も移行してすぐに業務を再開することができます。
また、その他のNASや他社のNASからの移行には、データコピー機能でデータの移行が可能です。フォルダー構造をそのまま移行でき、ユーザーはNASの入れ替えを意識することなくご利用いただけます。
※移行の設定時のみPCが必要となります。
H/XR/XV移行ツール
LAN DISK H、XR、XVの各シリーズの共有フォルダーの構成、各共有フォルダー、一部の設定をLAN DISK Xシリーズへ移行することができます。
データだけでなく設定情報も移行することができ、再設定の作業負担が軽減されます。
※事前に本機能を使用するLAN DISK Xシリーズに「H/XR/XV移行」パッケージ(無償)を追加する必要があります。
データコピー機能
コピー元の共有フォルダーからコピー先の共有フォルダーへ、構成を維持してコピーすることが可能です。(ファイル属性はコピー不可)
古いNASのデータをそのまま新しいNASへ移行できるため、NASの入れ替え時のデータ移行に便利です。
<データコピー機能のメリット>
(1)データコピー元共有フォルダー内のファイルを、ツリー構成を維持したままデータコピー先共有フォルダーへコピー可能。
(2)LAN DISK X 本体のみでデータコピーが可能であり、PCなど他の機器が不要。
(3)データコピー機能はスケジュール設定が可能なため、土日等の業務時間外での実施が可能。
※初回はフルコピーを行い、それ以降は差分コピーとなります。(オプション設定で毎回フルコピーにすることも可能)
※世代管理はできません
※作成可能なJOB数は最大20個まで。
商品スペック
筐体タイプ | ラックマウント |
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搭載OS | Linux |
搭載済ストレージ容量 | 16000GB |
最大ストレージ容量 | 16000GB |
ストレージインターフェース規格 | SATA接続 |
ホットスワップ | 対応 |
RAID対応 | ソフトウェアRAID |
RAID仕様 | 拡張ボリューム/RAID 0/RAID 5/RAID 6 ※出荷時は拡張ボリュームに設定されています。 |
CPU | Intel Braswell Celeron N3010 Dual Core 2.24GHz |
NIC仕様 | 1Gb(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T) |
USB仕様 : インターフェイス→USB 3.1 Gen 1(USB 3.0)/USB 2.0、USB 3.1 Gen 1(USB 3.0)コネクター→背面×2、USB 2.0コネクター→正面×1、背面×1本体サイズ(H)×(W)×(D) : 44mm×430mm×407mm | |
本体重量 | 8300g |
消費電力(稼働時) | 130W |
ファンコントロール | 搭載ファン→小型ファン×2、電源ファン×1、ファン制御→自動 |
対応クライアントOS | Windows 10/8.1/8/7/Server 2016/Server 2012 R2/Server 2012/Server 2008 R2/Server 2008、macOS 10.12-10.14、OS X 10.8-10.11、iOS 8.0-12.0、Android 4.4-9.0 |
クラウドストレージ対応 | 対応 |
温湿度条件・最高動作高度 | 温度5~40℃、湿度10~85% |