商品紹介
これまでの製品に比べ、オフィス環境に設置いただけるよう、洗練されたデザインにより、他のオフィス製品とも調和のとれた製品となっています。
従来品よりも、LED点滅1パターン(計3パターン)、ブザー吹鳴2パターン(計4パターン)が新たに追加され、より詳細な、表現運用が可能となりました。
別売の、取付ブラケットを使えば、壁面やパーテーションへも簡単に取付けられます。
●取付ブラケット装着イメージ
※NHL型・NHP型・NHS型を総称して「NH-SPL型」として説明表記しています。
(NH-SPL型は、表示灯段数・外観寸法以外の機能は共通仕様となります。)
・DHCPによる自動IPアドレス取得
DHCPサーバにアクセスを行いネットワーク環境を自動で設定します。
ホスト名での制御が可能となります。(DHCP環境が整っている場合)
・Webセットアップツール(Web設定画面)のバイリンガル対応
本体の設定画面を「日本語」「英語」の2ヵ国語から選択する事が可能。
日本語を読めないオペレータでも設定ができます。
・rsh alert コマンド タイマーリストア機能
表示灯の各色・ブザーの動作時間を設定できるタイマー機能の動作を選択できます。
□共通:表示灯の各色とブザーを共通のタイマーで制御できます。
□個別:表示灯の各色とブザーを個別にタイマー制御できます。
「NH-SPL型」は、OS依存の少ない(一部除く)汎用的コマンドで簡単に制御が可能な他、様々な監視機能により、異常や障害、報知情報の可視化を実現します。
RSH(リモートシェル)コマンド
簡単なコマンドラインをあらかじめ(batファイル等で)ご用意いただくだけで制御可能です。
トリガとなる各イベント発生時に指定いただく外部コマンドとして設定いただけます。
PRSH(パトライトリモートシェル)コマンド対応
近年の一部OSには、「RSH」が実装されていない場合があります。
この様な環境でも、手軽に制御を行いたい場合には「PRSH」コマンドをインストールしていただく事で、「RSH」の様に、制御を行っていただけます。
※「PRSH」の一部機能はご利用いただけません。
※「PRSH」はWindows(r)OSでご利用いただけます。
SNMPコマンド対応
ネットワークの管理には、SNMPを活用する場合があります。
監視系ソフトウェアやハードウェアで、多く採用されている、SNMPを用いて、「NH-SPL型」を制御していただけます。
既に、ネットワーク管理をSNMPで行われている環境にもスムーズに導入が行えます。
【「NH-SPL型」が対応しているSNMPは次のとおりです。】
・SNMP Set
SNMP setコマンドで制御可能(SNMP監視環境下でご利用いただけます)
・SNMP Trap 送信
表示灯が感知・動作した情報を、SNMPマネージャに送信します。
・SNMP Trap 受信
簡易SNMPマネージャとして、他のSNMPエージェントからのTrap送信情報をダイレクトに受信し表示灯の各機能(音・光・メール等)を動作します。
Trap受信はMIBの付帯情報を含む「variable-bindings」に対応。
これにより、障害通知の細分化が可能となり、具体的な通報管理が行えます。
パトライト専用 Socket(PHN)コマンド対応
セキュリティ面を少しでも考慮できるよう、専用のSocketコマンドでも制御が可能です。
Socketコマンドはメーカー、PHN-3FBE1型でご利用いただいていた制御用プログラムでも対応が可能となります。
通信プロトコルはTCPかUDPより選択いただけます。
※PHNコマンドで制御する場合、光及びブザー制御パターンに制限があります。
※PHNコマンドで制御する場合、表示灯は(赤・黄・緑)3段までとなります。
※全ての作成されたプログラムに対応できる事を保証する物ではございません。
(Socket用コマンドでご利用いただく場合、制御用プログラム作成の知識が必要です)
パトライト専用 新型Socket(PNS)コマンド対応
上記PHNコマンドを更に進化させ、ネットワーク監視表示灯NHL型の全ての制御機能をご利用いただけるSocketコマンドです。
通信プロトコルはTCPかUDPより選択いただけます。
(Socket用コマンドでご利用いただく場合、制御用プログラム作成の知識が必要です)
SNMP Trap監視機能
「NH-SPL型」は、簡易的なSNMPマネージャ機能を実装しており、 SNMPエージェント(例えば管理ソフト・スイッチ、ルータ、UPS、セキュリティ製品等)の異常やイベント発生時の、SNMP Trap(送信)情報を、ダイレクトに受信する事ができます。
更に、「variable-bindings」に対応した事で、詳細な情報を伝えるための付帯情報の識別を行うことが可能です。
(例:プリンタの紙詰まりや、レイヤースイッチのポート異常など)
Trap受信は SNMP v1・v2cに対応。
Ping(死活)監視機能
「NH-SPL型」は、最大24ノード(IP機器)の死活監視をICMPによりPing監視を行えます。
その内、4ノードについては、監視周期・送信個数等を詳細に設定できます。
アプリケーション監視機能
「NH-SPL型」は、接続しているアプリケーションの稼動状況を監視できます。
アプリケーション側から、「NH-SPL型」に対してデータを送信する様に設計されれば、Ping監視では発見できないアプリケーションレベルの稼動監視を行えます。
SLMP・MCプロトコル対応
「NH-SPL型」は、FAネットワークの CC-Link IE フィールドネットワークに簡単に接続が可能です。同フィールド内のPLCに対して定期的にコマンド送信を行い、取得したデバイスのデータに応じて、「光」「音」「メール」「SNMPTrap」等の機能そ動作させる事が可能です。
※SLMPの対応は、製品ファームウェア1.20以降で可能です。
※MCプロトコルはMELSEC コミュニケーションプロトコルの略称です。
MELSEC は三菱電機株式会社の登録商標です。
・メール送信機能
障害検知・制御動作時に事前に登録した最大8件の宛先に検知内容を送信します。
SMTP認証にも対応しています。
・時刻補正機能
NTPサーバ経由で常に統一された時刻管理が可能です。
・通常動作設定
正常運転時を緑点灯等に設定でき、製品動作中を、一目で周囲に知らせられます。
(正常運転時とは、何もイベントが発生していない時を表現しています)
・ステータス状態確認
現在の表示灯動作(光・音)状態をXML形式で出力します。(1.20以降で対応)
・イベントログ(出力可能)
NH-SPL型の動作ログを収集、Web設定画面経由でダウンロードも可能
・設定情報アップロード・ダウンロード
NH-SPL型に施した設定内容をファイルにしてダウンロード可能
・フェームウェア更新機能
Web設定画面経由でファームウェアの更新が可能
・自己診断(テスト)機能
本体・表示灯・ブザーの動作テストを実施します。
商品スペック
ネットワーク | |
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物理層 | Ethernet(IEEE802.3準拠) |
データリンク層 | CSMA/CD |
ネットワーク層 | IP・ICMP・ARP |
トランスポート層 | TCP・UDP |
アプリケーション層 | HTTP・SMTP・SLMP・SNMP・RSH・NTP・POP・DNS・Socket・DHCP |
入出力 | 10BASE-T/100BASE-TX(オートネゴ・全二重/半二重) |
主な機能 | 表示灯段数 3段 |
表示灯発光色(クリアレンズ仕様) | 赤・黄・緑 |
ブザー部 | 最大 80dB以上/最小 70dB以下 |
付属品 | 簡易取扱説明書・専用付属ACアダプター・サポートステー |
本体サイズ | W69xD126xH245 (mm) |
表示灯外径 | 25mm |
消費電力 | 最大7W |
適合規格 | RoHS指令対応(DIRECTIVE 2002/95/EC) |
CEマーキング適合 | EN55022、EN55024 |
FCC Part 15 subpart B CLASS B |