商品紹介
Windows Server IoT 2022 for Storage Workgroup を搭載
Windows Server IoT 2022 for Storage とは
マイクロソフト社が提供するWindows Server 2022をベースとして、ストレージ用途に限定して機能を絞り込んだ組み込みシステム向けOSです。
Active Directory環境での運用に最適
Active Directoryサーバーに登録されているアカウント情報を利用したファイルやフォルダーのアクセス制限に対応。一元管理によって導入・管理の手間が省略できます。
サーバーへのクライアントアクセスライセンス(CAL)不要
通常のWindows Server OSの場合、サーバーソフトウェアにアクセスするユーザーまたはデバイスごとに、CAL(クライアントアクセスライセンス)が必要ですが、本商品が搭載している Windows Server IoT 2022 for Storage Workgroup はクライアント数に応じたCALを別途用意する必要はありません。そのため導入・運用コストを大きく削減することが可能です。 ※ 登録可能なユーザー数は50ユーザーまでに制限されています。但し、Active Directory環境下ではこの限りではありません。

Microsoftによる2031年までの長期OSサポート
Windows Server IoT 2022 for StorageはMicrosoftにより2031年までサポートされます。サポート終了が迫ったWindows搭載NASからのリプレースにおすすめです。
※ 各OSの延長サポート終了予定は2022年3月15日時点の情報です。最新の情報はMicrosoft社のホームページをご確認ください。

Windows搭載NASからのリプレースの手間を削減
古いWindows搭載NASから本商品にデータだけでなくローカルユーザー・グループを含めて移行することができるので、本商品でリンクやパスを再設定する手間を削減することが出来ます。
※ Windows Admin Center (WAC) v2103以降をインストールしたPCが別途必要です
※ 以降元NASの搭載OSがWindows Storage Server 2012 R2/2016、Windows Server IoT 2019/2022 for Storageである必要があります
国内で開発されたハードウェアRAID標準搭載
CPUへの負荷が分散、安定かつ高速なパフォーマンス
アプリケーションの同時利用でも安定動作で快適に。
メインCPU一つでアプリの処理からRAIDの構成まで全てを担う従来の「ソフトウェアRAID」に対し、本商品は「ハードウェアRAID」を搭載。メインCPUはOSやアプリを、RAIDコントローラーはRAIDをそれぞれが担当する事で、CPUの負荷が少なく動作が安定。また、信頼性の高いRAID6も高速で処理できます。

パフォーマンス比較
リビルド時でも安定したパフォーマンスを実現
国内開発の「ハードウェアRAID」を搭載。HDD故障からの復旧によるリビルド時でも、パフォーマンスに影響を与えません。リビルド中も業務効率を下げずに運用できます。
※ WSH5420DN2/WS5420DN2の通常稼働時のアクセスするWrite速度を「100%」とした場合と、リビルド時にアクセスするWrite速度の比較データ


パフォーマンス・バックアップ完了時間比較
ハードウェアRAID+10GbE標準搭載で高速アクセス
バックアップソフトやウイルススキャンソフトを同時利用した場合でも、ハードウェアRAIDによる高速処理と安定動作が可能です。
※ セキュリティソフトとバックアップソフトの同時使用時。1TBのデータを完全バックアップした場合。


2つのNICを使用するだけで高速化/冗長化を実現
SMBマルチチャンネルによる高速化/冗長化
2つのNICを使用するだけでファイルアクセスやバックアップを高速化しつつ、ネットワーク冗長化が可能です。
※ クライアントのOSがWIndows Server 2012以降、Windows 8以降である必要があります
※ 高速化/冗長化はSMBプロトコルによる通信だけになります
※ 搭載HDDや測定条件によっては本結果の性能を下回る可能性がございますのであらかじめご了承ください


各社ソフトウェアの利用で必要な機能をNASに後付け
目的に応じてソフトウェアを活用
Windows OSを搭載したテラステーションならではのメリットは市販の対応ソフトウェアのインストールができること。例えば、一口にデータ保護と言っても「クラウドへのバックアップ」「ストレージの仮想化」など目的はいろいろ。用途に特化したソフトウェアを利用することで、必要な機能だけを無駄なく付加できます。
CPU使用率比較
ソフトウェアをインストールしても安定した動作を実現
ハードウェアRAIDならCPU負荷が軽減。アプリ同時使用でも安定して稼働。ソフトウェアRAIDはCPU負荷が高いため、ファイルアクセスなどの動作が不安定になりがちです。


信頼性と高速性を兼ね備えたハードウェアRAID
RAID6でも高いパフォーマンスを実現
ハードウェアRAIDだから、信頼性の高いRAID6を安定的に実現。内蔵HDDの内、たとえ2台が故障してもデータの保持が可能です。また、キャッシュを専用で確保しているのでOSがハングアップした際もデータ破損の可能性を最小限に抑えることが可能です。

HDD交換時も運用継続
HDD故障時に、電源を落とさず交換できるホットスワップに対応。RAIDコントローラーがRAIDの再構築をします。業務を差し止めることなく通常通りの継続運用が可能です。

OS領域用にSSDを搭載
高速アクセス可能なSSDにOSを、だから起動が早い。
OS領域をSSDに搭載しているから起動はスピーディ。また、データ領域をHDDに割り当てられるものメリットの一つです。HDD内のOS領域をパーティションで区切る従来のソフトウェアRAIDモデルでは、使用できるデータ領域が減ってしまいますが、本商品はHDD容量をデータ領域として全て利用でき、 RAIDモードの切替も従来通り、OSを再インストールすることなく簡単に行うことができます。

高速なパフォーマンス
ハイスペックモデルで仕事の効率もアップ
CPUにIntel Atom C3338 デュアルコアプロセッサー、ECC付きDDR4メモリー 8GBを採用。高速ハイスペックモデルだから、ファイル共有やバックアップなどオフィスでの作業も快適に。

長時間稼働に適した「NAS専用HDD」を採用
NAS向けに設計された専用HDD
NASシステム用に設計されたNAS専用HDDは、 新テクノロジーにより高い信頼性と安定した動作を特長としています。また、NASの特長である長時間稼働に適したハードディスクです。これにより故障のリスクが低減し寿命が改善したことにより、ハードディスクの3年保証が実現しました。
※ NAS専用HDDは「WD RED(CMR)」、「Seagate IronWolf」、「東芝 MNシリーズ」のいずれかを採用。

ストレージの信頼性を向上
HDDの寿命を延ばす「スポットリカバー」
HDDは何度もアクセスがあると、物理的な障害がなくても読み取りエラーが発生しやすくなります。この場合、ソフトウェアRAIDでは不良セクターとして代替セクターが割り振られ、一定数以上不良セクターが発生するとディスク故障と判断されます。しかし本商品が搭載しているハードウェアRAIDでは読み取りエラーが発生したセクターへ自動的に修復を実施。これにより物理的な障害ではないエラーの大半を救うことができ、HDDの長寿命化を実現します。

自動でHDDの状態をチェックし修復する「RAIDパトロール」
本商品はHDD全領域を定期的に自己診断するパトロール機能を搭載しています。HDDの全領域の状態を自動でチェックし、必要に応じて「スポットリカバー」によりエラー修復を実施することで、使用者が意識することなく、安全で安定したストレージ環境が構築・維持されます。
3年保証
万が一の時にも安心
※ 筐体及びハードディスク含む
本体も搭載HDDも安心。
本商品は3年の保障付き。購入から3年以内※に故障した場合、メーカーにて無償で修理をさせていただきます。大切なデータを扱うNASを安心してお使いいただけます。
※ 本体及びハードディスクともに3年保証に対応。

安定稼働
万が一の時にも安心
同時に複数のサーバーやPCから接続して運用されるテラステーションは、同時接続時の安定性も重要なポイントです。例えば、業務時間外のPCの一斉バックアップや、授業などでのテラステーション内の動画の同時視聴など、一度に負荷がかかる状況を想定し高負荷動作試験を実施しました。
24時間連続での同時フルアクセス時の安定稼働台数検証では、同時に50台のPCが安定稼働できることが実証されました。多台数のサーバーやPCが同時稼働する環境に安心してお使いいただけます。

測定方法
50台のクライアントPCを本商品に接続し、書き込み/比較/削除を一斉に繰り返し、24時間エラーなく終了することを確認。(2022年7月 メーカー調べ)
まだまだあります。おすすめのポイント。
1. RAIDを構成しながらBitLockerでの暗号化に対応
ソフトウェアRAIDモデルでは実現出来なかった、RAIDを構成しながらBitLockerでの暗号化が可能です。

2. バッファロー独自のアプリケーション
システムの確認からエラーの対処まで、運用・死活監視などができる「Buffalo Dashboard」などのアプリケーションなどを搭載しました。

3. UPS対応で停電時にも安心
万が一の停電時にも安心のUPS(無停電電源装置)に対応。また、バッファロー製USB外付けHDD等をバックアップに使用できます。

4. 最長7年の保守メニューに対応
より安心して製品をご利用いただけるよう各種保守パック(デリバリー/オンサイト)保守に対応しています。

クラウド保存で災害から守る。「オンラインストレージ連携」
データをクラウド上に保存するオンラインストレージサービスと連携可能。データをクラウド上に保存することで、大規模災害からも大切なデータを守ります。
※ 各種クラウドサービスにはアカウントや別途料金が必要となる場合があります。

対応しているクラウドサービスのご紹介
Microsoft Azure(Azure Backup)
Azure Backup サービスでは、Microsoft Azure クラウドにデータをバックアップします。 オンプレミスのマシンとワークロード、および Azure 仮想マシン (VM) をバックアップできます。
Microsoft OneDrive / OneDrive for Business
OneDriveは、すべてのファイルに接続する Microsoft cloud サービスです。ファイルを保存して保護し、他のユーザーと共有し、すべてのデバイス上の任意の場所からそれらを取得できます。
商品スペック
筐体タイプ | 据え置き |
---|---|
搭載OS | Windows Server IoT 2022 for Storage Workgroup |
搭載済ストレージ容量 | 4000GB |
3.5インチスロット搭載済数 | 4台 |
3.5インチスロット最大搭載数 | 4台 |
ストレージインターフェース規格 | Serial ATA II |
ホットスワップ | 対応 |
RAID対応 | ハードウェアRAID |
RAID仕様 | 6/5/10/0(出荷時RAID6) |
CPU | Intel Atom C3338 |
メモリー容量 | 8GB |
NIC仕様 | 10Gb(IEEE 802.3an(10GBASE-T)、IEEE 802.3bz(5GBASE-T/2.5GBASE-T)、IEEE 802.3ab(1000BASE-T)、IEEE 802.3u(100BASE-TX)、IEEE 802.3i(10BASE-T)) |
USB仕様 | 【端子形状】USB Type-A |
本体サイズ(H) | 215mm |
本体サイズ(W) | 170mm |
本体サイズ(D) | 230mm |
本体重量 | 7600g |
リダンダント電源 | なし |
消費電力(稼働時) | 85W |
ファンコントロール | 92mm角 ボールベアリングファン 1基 |
対応クライアントOS | Windows 11/10、Mac OS X 10.12以降、Windows Server 2016、2019、2022 |
iSCSI(IP-SAN) | 対応 |
Wake-On-LAN | 対応 |
チーミング | 対応 |
その他通信プロトコル | TCP/IP、UDP |
クラウドストレージ対応 | 対応 オンラインストレージ連携 |
附属品 | LANケーブル(カテゴリー6A、ストレート、2m) 、電源ケーブル(1.6m、コンセント側 NEMA 5-15P、電源ユニット側 IEC 60320 C13)、3極-2極変換アダプター、前面カバー開閉用鍵(2個)、USBリカバリメディア、ケーブル抜け防止バンド、取扱説明書、保証書、型番シール |
温湿度条件、最高動作高度 | 温度 0~40℃、湿度 10~85% |
エネルギー消費効率 | IV区分 0.00920 |
グリーン購入法 | 対応 |
VCCI | 対応 |
RoHS指令 | 対応 |
J-Moss | 対象外 |
その他環境及び安全規格 | 空欄 |
電波法 | 非対象 |
電波法備考 | 電波を発しないもしくは微弱な製品の為 |
電気通信事業法 | 非対象 |
電気通信事業法備考 | 公衆回線に直接接続しない為 |
法規関連確認日 | 20220705 |
電気用品安全法(本体) | 非対象 |
電気用品安全法(付属品等) | 適合/例外承認 |
電気用品安全法(備考) | 付属電源ケーブル、3極-2極変換アダプターが適合 |