商品紹介
概要・特長
本製品は、アナログ出力機能を搭載したEthernet対応のユニットです。設置場所を選ばないコンパクト設計(188.0(W)×78.0(D)×30.5(H)mm)で、床面や壁面への設置およびDINレール取り付け機構により盤内や装置内への設置が容易に行えます。Windows/Linux に対応したデバイスドライバを用意しています。8chの16bitアナログ入力とデジタル入出力(各4点)を搭載し、これら機能とパソコン間を絶縁したタイプです。アナログ入力は差動入力に対応していますので、信号源との電位差が生じても正確な計測ができます。入力レンジは電流入力0 - 20mAに対応しています。
●高精度アナログ入力(電流入力)8ch, デジタル入出力各4 点搭載
アナログ入力(20μsec/ch, 16bit, 8ch)、デジタル入出力(入力:TTLレベル4点、出力:オープンコレクタ4 点)を搭載しています。アナログ入力は、差動入力、電流入力0~20mA に対応しています。
●各種トリガ条件、クロックによるサンプリングが可能
ジェネレーティングの開始・終了は、ソフトウェア、外部(外部から入力した制御信号のタイミング)の各種トリガにより行えます。ジェネレーティング周期は、内部クロック(ボードに搭載されている高精度タイマ)、外部クロック(外部から入力した制御信号)から選択できます。
●デジタルアイソレータによるバス絶縁、デジタル出力にオープンコレクタ出力を採用
デジタルアイソレータによりアナログ入力およびデジタル入出力とパソコン本体を絶縁しているため、パソコン本体への耐ノイズ性を向上させています。デジタル出力にオープンコレクタ出力を採用することにより、外部装置側の電源によってTTLや12-24V 電源での出力が可能になります。
●12 - 24VDCのワイドレンジ電源に対応
12 - 24VDC のワイドレンジ電源に対応しており、さまざまな電源環境で使用可能です。また、電源コネクタにフレームグランド(FG)端子を装備しています。
●Windows/Linux に対応したデバイスドライバを用意
メーカーWeb サイトで提供しているデバイスドライバAPI-TOOLを使用することで、Windows/Linux の各アプリケーションが作成できます。また、ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。
●ソフトウェアによる校正機能を搭載
アナログ出力の校正は、すべてソフトウェアで行えます。出荷時の調整情報とは別に、使用環境に応じた調整情報の記憶ができます。
商品スペック
| シリーズ | PC-HELPER LAN type X |
|---|---|
| バス仕様 | Ethernet |
| サイズ | Nタイプ |
| 使用コネクタ | 3x 3.5㎜ピッチ 10-ピン 2ピース端子台 |
| <アナログ入出力> | |
| 入力チャネル数 | 差動 8-ch |
| 入力レンジ | 0 ~ 20mA |
| ADC 分解能 | 16-bit |
| サンプリングレート | 20μsec/ch (max.) |
| 入力バッファメモリ | 8k Word |
| 出力チャネル数 | - |
| 出力レンジ | - |
| DAC 分解能 | - |
| アップデートレート | - |
| 出力バッファメモリ | - |
| <デジタル入出力> | |
| 入力点数 | 4点 |
| 出力点数 | 4点 |
| 双方向点数 | - |
| 応答速度 (入力) | - |
| 応答速度 (出力) | - |
| 動作電圧 (入力) | 5VDC-TTL |
| 動作電圧 (出力) | 5VDC-TTL |
| 入力回路 | 非絶縁TTLレベル入力 (負論理) |
| 出力回路 | 非絶縁TTLオープンコレクタ出力 (負論理) |
| 内蔵電源 | - |
| 対応OS | Windows 11 (64-bit); Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021 (64-bit); Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC (64-bit); Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 (64-bit); Windows 10 (64-bit); Windows 10 (32-bit); Linux |





