商品紹介
この写りは、タムロン史上、最高傑作
目指したのは“点が点として写る”超高画質。そのため、画質低下につながる諸収差を徹底的に排除しました。特に、大口径レンズで目立ちやすい軸上色収差と、画面周辺で画質の低下につながるサジタルコマフレアを極限まで排除しています。これを実現させたのが10群14枚という単焦点レンズとしては多いレンズ構成。特殊硝材LD (Low Dispersion : 異常低分散)レンズを4枚、GM (ガラスモールド非球面)レンズを3枚配する贅沢なつくりとなっています。
受け継がれるタムロンの「ボケ」への設計思想
タムロン伝統の90mm F/2.8マクロと同様の設計思想でつくられており、前ボケと後ボケとが素直に美しくボケていきます。90mm F/2.8マクロとの大きな違いは、大口径F/1.4であるという点です。大口径になればなるほど、わずかな軸上色収差もボケの色として現れてしまいます。そのため、軸上色収差を徹底的に排除。前ボケも後ボケも色つきのない、美しくとろけるボケを実現しました。
新開発BBAR-G2コーティングが実現する圧倒的なヌケ感
タムロンが力を入れて取り組んできたゴーストやフレアの発生を抑制するコーティング技術は、ついに次世代レベルへと到達。従来のレンズで使用していたBBAR (Broad-Band Anti-Reflection)コーティングは、その性能を大幅に上回るBBAR-G2コーティングへと進化しました。このコーティングは、ゴーストやフレアの発生を今まで以上に極限まで抑え、逆光条件でも被写体のディテールを緻密に描き出すことができます。この新たな技術が、圧倒的なヌケ感とクリアな表現を実現します。
あらゆる場所での作品づくりを可能にする信頼性の高い、高速・高精度AF
AF駆動にはタムロン独自の超音波モーターUSD (Ultrasonic Silent Drive)を採用しました。さらに、大口径F/1.4の重たいフォーカスユニットを高速かつ高精度に動かすために新たにダイナミックローリングカム機構を開発。高温、または低温といった、プロユースの厳しい撮影条件下においても、高速かつ高精度なAF作動が可能となりました。あらゆる場所での作品づくりに、このレンズが応えます。また、フルタイムマニュアル機構を搭載しているため、AF設定時においても即座に手動でのピント位置の微調整が可能です。
商品スペック
画角(対角画角) | 63゜26'<35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ使用時> |
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レンズ構成 | 10群14枚 |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 1対5 |
フィルター径 | Φ72mm |
最大径 | Φ80.9mm |
長さ* | 104.8mm (キヤノン用) |
質量 | 815g (キヤノン用)8 |
絞り羽根 | 9枚 (円形絞り)** |
最小絞り | F16 |
標準付属品 | 花型フード、レンズキャップ、レンズポーチ |
対応マウント | CANON EF マウント |
* 長さ=レンズ先端からマウント面まで。 | |
** 絞り開放から2段絞り込んだ状態まで、ほぼ円形の絞り形状を保ちます。 |