商品紹介
DDR4-2133MT/s対応DRAMを搭載
DZ2133シリーズはPC4-17000、DDR4-2133対応の288pin超高速メモリーモジュールです。DDR4-2133規格での安定した動作を実現します。
クアッド・チャネルでさらに高速転送
DDR3-1600のデュアルチャネル動作時と比較して、圧倒的に高速!
従来の一般的なDDR3-1600対応メモリーモジュールを、デュアル・チャネルで動作させた場合のデータ転送レートは約 25.4GB/秒(※)となります。
一方、DDR4-2133対応メモリーモジュールをクアッドチャネルで動作させた場合は約 68.2GB/秒(※)と、約 2.6倍の圧倒的な転送速度を実現します。
※メモリーの転送速度は理論値です。
メモリーを4枚同時に使用するクアッドチャネル
クアッドチャネルとは、チップセット内部のメモリーコントローラーが同容量・同仕様であるメモリー4枚に同時アクセスすることで、データの転送速度を4倍にする技術です。
DZ2133シリーズはシングルチャネルの場合、理論値で約17GB/秒となりますが、クアッドチャネルでは約68GB/秒のデータ転送レートを誇ります。
DDR4メモリー豆知識
DDR4-2133は搭載されているDRAM 単体のスピードを表します。
メモリーモジュールのデータ転送速度が、2133Mbps×64bit≒17000MB/sであるため、PC4-17000と表記します。
Double Data Rate 4 SDRAM
DDR規格以降のメモリーは、クロック信号(コンピューター各回路間の同期を取るための信号)の立ち上がり時・立ち下がり時の両方でデータの読み書きを実行できる、ダブルデータレート(DDR)モードで高速なデータ転送を実現しています。
DDR4 SDRAMは従来のDDR3 SDRAMと同じ8bitデータプリフェッチ(事前読出)となりますが、新たにバンクグループが導入され、異なるバンクグループに連続アクセスすることでデータ転送速度をDDR3の2倍に高めています。
さらに動作電圧もDDR3 SDRAMの1.5Vに対して1.2Vと低消費電力を実現し、パソコンのバッテリー稼働時間向上にも寄与します。
※ DDR4のバンクグループ
DDR3 SDRAMのメモリーセルアレイは8個のメモリーバンクに分割され、それぞれが一つの入出力バッファーに接続されていました。
これに対しDDR4 SDRAMでは2倍の16個のメモリーバンクに分割され、メモリーバンク4個ごとに一つの「バンクグループ」となっています。
入出力は各グループごとにローカルバッファーが用意されており、さらに一つのグローバルバッファーに接続されます。
異なるバンクグループに連続アクセスすることで、データ転送速度がDDR3の2倍に高まっています。
エラー検出機能を各所に搭載
転送速度が高速化したことに伴い、DDR4にはノイズの影響から守るためのさまざまなエラー検出機能が搭載されています。
データ書き込み時にはデータ信号に加えCRC符号も合わせてDRAMに送り、DRAM内部で書き込みデータから生成したCRC符号と比較して、エラーを検出します。
また、コマンド信号とアドレス信号にはパリティを付加してエラー検出を行います。
エラーを見つけた場合にはメモリコントローラへ通知し、これによりデータを高速転送しても高い信頼性を実現しています。
※エラー訂正機能は搭載していません。
マザーボードに装着しやすいエッジ端子形状
従来のDDR3までのメモリーモジュール形状は平坦であり、定規の目盛りのように一直線に端子が付けられていましたが、DDR4はエッジ端子部分の一部に傾斜をつけたことでマザーボードへの装着時に必要な力が低減しました。
メモリモジュールの破損や接触不良といったトラブルを防止します。
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商品スペック
メモリタイプ | PC4-17000(DDR4-2133) SDRAM 288pin |
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容量 | 4096MB |
容量内容 | 4GB |