商品紹介
最適なOS選択でコストとリスクを低減
Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSBモデルとは
Windows 10 IoT Enterprise LTSB(Long Term Servicing Branch)モデルは、特定用途向けに長期的な提供を目的としたOSです。Windows 10完全互換に加え、セキュリティ強化のための各種制御機能(Lockdown)を利用することができます。
1.本製品は特定用途のアプリケーションのインストールとその利用に限ってご利用いただけます。
2.本製品は複数ユーザー対象のサーバー用途ではご利用いただけません。
3.以下の利用用途に限って最大20台の他のデバイスからの接続許可できます。
・ファイルサービス
・印刷サービス
・インターネットインフォメーションサービス
・インターネット接続の共有
・テレフォニーサービス
※ 詳細については「マイクロソフトソフトウェアライセンス条項」をご覧ください。
ビジネス利用に安心なLTSBモデル
Windows 10では継続的に機能が更新されていきますが、アプリケーションによっては、その影響を受けて動作しなくなる可能性もあります。そのため、サービスを提供している企業はそのつど確認作業が必要となり、メンテナンスコストが大きく膨らんでしまいます。
LTSBモデルでは機能更新を行わず、セキュリティ更新プログラム・修正プログラムのみが配布されるので、長期にわたりサービスを安定して提供したい場合に最適です。
特定用途向けアプライアンスBOXとは
各種データ分析やログ収集、監視カメラの映像の蓄積など、業務用アプリケーションの利用には、汎用的なサーバーが必要だと思っていませんか?本商品は、Windows 10 IoT Enterprise LTSBモデルを搭載し、特定の業務用アプリケーションをインストールして使用・販売ができる、特定用途向け端末です。汎用的なサーバーと比較して導入コストを抑えられるため、スモールスタートでのシステム導入や、自社サービスをローコストで提供したいとお考えの企業に最適です。
※APX-Z2WFDシリーズは、NAS用として開発された高品質のハードウェアを使用しデータの冗長化にも配慮してます。
Intel Celeron搭載のスタンダードモデル
本商品は、CPUにIntel Celeronプロセッサー(1.60GHz Quad Core)を採用したスタンダードモデルです。長時間の稼働でも消費電力を抑えたい場合に最適です。
データ領域へのインストールが可能
ハードディスクがOS領域とデータ領域に分かれて管理されており、データ領域にアプリケーションをインストールしてご自由に運用・販売することができます。また、OS領域と明確に分けて管理されているので、インストール作業がOSに影響を与えることもありません。
RAID機能で万一のハードディスク故障に備える
2台のハードディスクを搭載し、RAID 0(ストライピング)およびRAID 1(ミラーリング:出荷時設定)を構成可能です。RAID 1を構成時には、同じデータを2台のハードディスクが同時に保存して運用するため、万が一ハードディスクが故障した場合にも、交換を行うことで復旧が可能です。
RAID 0 | RAID 1 (出荷時設定) |
交換用カートリッジ | ||
---|---|---|---|---|
利用可能な容量 | 2TBモデル | 2TB | 1TB | HDLZ-OP1.0R HDLZ-OPS1※SSDモデルのみ |
4TBモデル | 4TB | 2TB | HDLZ-OP2.0R | |
8TBモデル | 8TB | 4TB | HDLZ-OP4.0R | |
16TBモデル | 16TB | 8TB | HDLZ-OP8.0R |
ハードディスクのOS領域とデータ保存領域が別々のパーティションに分かれているため、万が一の事態にもシステムの安全な運用が可能です。また、OS領域についてはデータ領域のRAID設定にかかわらずRAID 1が設定され、冗長性が確保されています。
※ OS領域は約100GBとなります。
「3つの安心」でビジネスをしっかりサポート
アイ・オーではハードウェア、ソフトウェア、サービスを組み合わることで、アプライアンスBOXの安全運用を実現する「3つの安心」を提案しています。信頼性の高いハードウェアをはじめ、毎日の運用を支援するソフトウェアからサービスまで、アプライアンスBOXに求められる全ての要素を万全の体制でしっかりとサポートいたします。
信頼のハードウェア
24時間365稼働前提で設計された、LAN DISK Zシリーズと同筐体を採用。特定用途端末として長期に安心してご利用頂くことが可能です。
Q&A
Q.1 本商品をWindows 10端末として使えますか?
A.1 本商品は特定用途向けに設計された商品です。通常の Windows 10パソコンとして利用することはできません。詳細については「マイクロソフトソフトウェアライセンス条項」をご覧ください。
※特定用途向けの利用として、モニターやキーボード、マウスを常時接続して使用することは可能です。
Q.2 本商品にリカバリーメディアは付属しますか?
A.2 はい付属します。ご購入時のWindows 10 IoT Enterpriseのみがインストールされている状態まで戻します。パーティション構成に異常がない場合は、Windows OSのみがリカバリーされます。
Q.3 本商品にアプリケーションを組み込んで展開、再販する場合、マイクロソフト社との契約は必要ですか?
A.3 特に必要ありません。装置にWindowsを稼動させるのに必要なライセンスフィーが含まれていますので、そのまま展開、再販いただけます。
Q.4 Windows Updateに対応しますか?
A.4 対応します。
Q.5 Windows 10対応のアプリケーションは動作しますか?
A.5 はい。いたします。Windows 10 IoT Enterpriseは、Windows 10をベースにロックダウン機能を追加し提供した製品です。しかしながらアプリケーションソフトメーカーによってはWindows 10 IoT Enterpriseを対応外OSとおいているところもあります。汎用アプリケーションを組み込んで利用したい場合は、事前にソフトメーカーへご確認ください。
Q.6 保守サービスは対応できますか?
A.6 対応可能です。アイオー・セーフティ・サービス(ISS)をご利用下さい。提供する保守サービスはハードウェア交換のみの対応となりますので、保守対応後はOS起動までがサービス範囲となります。
商品スペック
筐体タイプ | タワー |
---|---|
搭載OS | Windows 10 IoT Enterprise 2016LTSB (64bit) |
搭載済ストレージ容量 | 8000GB |
最大ストレージ容量 | 8000GB |
ストレージインターフェース規格 | SATA接続 |
ホットスワップ | 対応 |
RAID対応 | ソフトウェア |
RAID仕様 | RAID 1/0対応(出荷時はRAID 1)故障カートリッジのホットスワップに対応 |
CPU | Intel Celeron Processor(1.60GHz Quad Core) |
メモリー容量 | 4.0GB |
NIC仕様 | 1Gb(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T) |
USB仕様 | USB 3.0 A コネクター×4(正面×1、背面×3) |
その他外部インターフェース仕様 | HDMI×1(背面) |
本体サイズ(H) | 154mm |
本体サイズ(W) | 102mm |
本体サイズ(D) | 217mm |
本体重量 | 3600g |
消費電力(稼働時) | 46W |
ハードウェアセキュリティロック | セキュリティスロット |
対応クライアントOS | 利用するアプリケーションに準ずる |
附属品 | LANケーブル(1.8m)×2、電源ケーブル(PSE適合品)×1、ACアダプター×1、ロックキー×2、リカバリーDVD×1 |
温湿度条件、最高動作高度 | 温度0~40℃、湿度20~80% |
エネルギー消費効率 | 0.0041(W/GB) N区分 |
グリーン購入法 | 対応 |
VCCI | 対応 VCCI Class A |
RoHS指令 | 対応 |
J-Moss | 対象外 |
電波法 | 非対象 |
電波法備考 | 電波を発しない為 |
電気通信事業法 | 非対象 |
電気通信事業法備考 | 公衆回線に直接接続しない為 |
電気用品安全法 | 適合 |
電気用品安全法備考 | ACアダプターセット |
法規関連確認日 | 20171004 |