商品紹介
特長
本製品は、有線LANに対応した機器を簡単に無線化することができるイーサネット無線コンバータです。NECが開発したExpEther※1無線IPコアの技術を使用し、高信頼・低遅延の通信を実現します。また、Virtual Wire機能により有線接続が必要であったデジタル入出力信号を無線化することが可能です。親機に対して子機は4台まで接続することが可能です。12~24VDCのデジタル信号の入出力に対応しており、フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)4点とフォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)4点を搭載しています。
※1 日本電気株式会社の登録商標(登録 508072)です。
フィールドネットワーク通信を高信頼・低遅延で無線化
CC-Link IE TSN 推奨無線機器認定(INFO)を取得
本製品は、イーサネットベースの通信を無線化する汎用メディアコンバータです。NECが提供するExpEther (エクスプレスイーサ)無線IPコアを採用、IEEE802.11n 2.4GHz帯、同5.2GHz帯、およびDECT 1.9GHz帯の3つの異なる周波数帯電波と独自の符号化技術によりパケットロス率を大幅に低減させた低遅延通信を実現しています。 これまで難しかったPROFINET、EtherNet/IP、CC-Link IE Field Basic、CC-Link IE TSNなど通信のリアルタイム性が重要なフィールドネットワークを無線化することができます。
5ms以上遅延するパケット数が0.01%以内
Netcat(TCP)を使用して100bytesデータを100ms毎に3分間送信して遅延パケット数を測定。5ms以上の遅延が発生するパケット数が2.4GHz帯無線LAN APで約45%、5.2GHz帯無線LAN APで約12%のところ、RP-WEE-SR1は0.01%以内。
※ 測定結果は当社が用意した環境で実測した数値です。お客様の環境において、この数値を当社が保証するものではありません。
IT知識不要の簡単設定
無線LAN機器特有の通信設定は一切不要。物理スイッチによる設定だけでITネットワークと同等のセキュアな無線ネットワークが構築できるようにデザインされていますので、ネットワーク技術者がいなくても設置・運用が行えます。
デジタル信号をVirtual Wire(Layer1)転送
入力4点/出力4点のデジタルI/Oを装備。シェアード・バス方式により、フィールドネットワーク通信とは別にVirtual Wire(Layer1)転送でデジタル信号より確実に伝送。
ワイドレンジ電源に対応
12~24VDCワイドレンジ電源に対応しており、さまざまな電源環境で使用可能です。
DINレールへの設置が可能
同梱のDINレールフックを使用するとDINレールへの設置ができます。
商品スペック
設置タイプ | DINレールマウント; ウォールマウント |
---|---|
デバイスインターフェイス | 10BASE-T; 100BASE-TX; GPIO (入力4点 / 出力4点) |
ブリッジインターフェイス | IEEE802.11n/g/b (2.4GHz); IEEE802.11n/a (5.2GHz); J-DECT (1.9GHz) |
機能 | 親局モード; 子局モード; Virtual Wire 透過出力 (GPIO) |
PoE機能 | - |
入力電圧 | 12 ~ 24VDC |
使用周囲温度 | -20 ~ 60°C |
保存周囲温度 | - |
v適合規格・認証規格 | TELEC; VCCI Class A |