商品紹介
信頼性を高めるデータ保護機能
スナップショット機能
本商品のスナップショット機能を利用することで、指定した時刻で定期的にファイル構成・復元ポイントを作成することが可能です。
これによりファイルの誤削除や編集ミスをした場合にも、スナップショットの撮影ポイントからファイルが復元できます。
ファイルの復元もWindows PCであれば、復元したいフォルダーのプロパティから簡単に復元ポイントの状態に復元ができます。
※スナップショットのデータはテラステーションのドライブ上に保存されます。機器の故障に備え、バックアップも実施してください。
スナップショットバックアップ
バックアップにスナップショットを組み合わせたスナップショットバックアップで、ファイルの時間的整合が取れたバックアップを実現します。
●バックアップ設定した時間のファイル構成のままバックアップされる。
●ファイル名へ禁止文字使用によるエラーが発生しない。
●ブロック単位の差分バックアップにより時間を短縮できる。
●バックアップデータ転送中のファイル編集・削除によるエラーが発生しない。
●一時ファイルなどによるバックアップエラーが発生しない。
Copy-on-Write (コピーオンライト)
書き換え完了後に元データを削除することで、データ書き換え中の不具合によるデータ喪失を防ぎます。
本商品:データ書き換え完了後に既存データ削除。
従来品:既存データを上書き。
メタデータ二重化
ファイルのメタデータ情報を二重化することで、メタデータの保存の失敗や、不良セクターが発生した場合などによるファイルの喪失やデータ化けを防ぎます。
iSCSIボリュームバックアップ
iSCSIボリュームバックアップは、サーバーを経由せずにTeraStation間のバックアップが可能となり、サーバー負荷を軽減することが可能です。
Snapshot Agent for TeraStation
VMWare vSphere環境のサーバー管理ソフトウェア「vCenter Server」(Windows Server用)へ管理プラグイン「Snapshot Agent for TeraStation」を導入すると、バックアップに連動した仮想サーバーのサービスの一時停止と再開を設定できます。
スナップショットバックアップでバックアップによる停止時間も短くなり、仮想マシンの運用できる時間を伸ばすことが可能となります。
10GbE&クアッドコアCPUを搭載
高速イーサネット10GbE/5GbE/2.5GbE標準搭載
10GbE(10ギガビットイーサネット)を標準搭載しているため、NASへの10GbE搭載LANカード増設なしで、10GbEのハイスピードを使用できます。
また、IEEE802.3bz規格にも対応しており、多くのビルで既に敷設されているカテゴリー6ケーブルやカテゴリー5eケーブルの環境であっても、同規格に対応したスイッチに変更するだけで、5GbEや2.5GbEのスピードにてご利用いただけます。
10GBASE-T / 5GBASE-T / 2.5GBASE-T / 1000BASE-T / 100BASE-TX : 1ポート
1000BASE-T/ 100BASE-TX: 2ポート
※10GbEをご利用になる場合は、10GbEに対応したスイッチと、添付のLANケーブル または、カテゴリー6A以上のLANケーブルを使用する必要があります。
8GB大容量のECCメモリーを搭載
8GBの大容量メモリーを採用。
ファイルサーバー、バックアップ、レプリケーションなど様々な用途でNASを使用しても、安定した動作を実現します。
また、サーバー機などで使用されているECCメモリーモジュールを搭載。
メモリーに誤った値が記録されていることを検出し、正しい値に訂正しながら動作させるので、データエラーが発生してもシステムを停止せずに運用できます。
10GbE環境の構築に欠かせない10GbE対応スイッチ
10GbE環境の構築に欠かせない10GbE対応スイッチ 全ポート10GBASE-T、5GBASE-T、2.5GBASE-Tに対応したスイッチ(BS-MP20シリーズ)と組み合わせることで、10GbE、5GbE、2.5GbEのハイスピードな環境を構築します。
BS-MP20シリーズの詳細はこちら
1GbEの上限値を超えた速度を実現
1GbEの上限値を超えた転送スピードを実現する10GbEを標準搭載。 書き込み読み込みともに、従来商品と比較し、本商品では速度アップを実現しました。
これにより、ビジネスシーンでファイルのアップロード、ダウンロードの速度アップ、テラステーション内のファイル操作時間の短縮、またPCなどのバックアップ時間を大幅に改善します。
10GbE対応のTeraStationとスイッチの導入で業務効率アップ
10GbE環境がない場合にも、10GbE対応のテラステーションとスイッチを導入するだけで、テラステーションへのアクセスが約1.8倍高速に。PCでテラステーション上のファイルを編集したり、PCからテラステーションへのバックアップがもっとスムーズになります。
安定稼働
同時に複数のサーバーやPCから接続して運用されるテラステーションは、同時接続時の安定性も重要なポイントです。
例えば、業務時間外のPCの一斉バックアップや、授業などでのテラステーション内の動画の同時視聴など、一度に負荷がかかる状況を想定し高負荷動作試験を実施しました。
24時間連続での同時フルアクセス時の安定稼働台数検証では、同時に54台のPCが安定稼働できることが実証されました。
多台数のサーバーやPCが同時稼働する環境に安心してお使いいただけます。
商品スペック
筐体タイプ | 据え置き |
---|---|
搭載OS | Linuxベース独自 |
搭載済ストレージ容量 | 4000GB |
3.5インチスロット搭載済数 | 2台 |
3.5インチスロット最大搭載数 | 2台 |
ストレージインターフェース規格 | SATA3.0 |
ホットスワップ | 対応 |
SSD対応 | なし |
RAID対応 | ソフトウェア |
RAID仕様 | 1/0(出荷時 RAID1) |
ファイルシステム | 対応ネットワークファイル プロトコル→SMB/CIFS、AFP、FTP、SFTP、NFS、HTTP/HTTPS、SNMP |
CPU | Intel C3338 Dual core 1.5GHz |
メモリー容量 | 8GB |
NIC仕様 | 10Gb(IEEE802.3an、IEEE802.3ab、IEEE802.3u、IEEE802.3準拠(10GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、IEEE802.3bz(5GBASE-T/2.5GBASE-T)) |
コネクター形状 | USB Type-A |
インターフェース | USB 3.0(※パソコンの接続には使用できません。) |
データ転送速度 | 最大5Gbps(規格値)(※パソコンの接続には使用できません。) |
本体サイズ(H) | 170mm |
本体サイズ(W) | 170mm |
本体サイズ(D) | 230mm |
本体重量 | 5000g |
リダンダント電源 | なし |
消費電力(稼働時) | 85W |
ファンコントロール | 92mm角 ダブルボールベアリングファン 1基 |
対応クライアントOS | Windows 10/8.1(64/32)/7(64/32)、Windows Sever 2016/2012(R2)/2008(R2)、Mac OS X 10.14/10.13/10.12/10.11 |
iSCSI(IP-SAN) | 対応 |
Wake-On-LAN | 対応 LAN3(10GbE)はWoL機能有効時、シャットダウン後のLAN3リンク速度は100Mbps固定になります。WoL機能を使用する為には、100Mbpsをサポートしている必要があります。※100Mbpsをサポートしていないハブ等からはWoL機能を使用できません。 |
チーミング | 対応 1GbEのみ |
その他通信プロトコル | TCP/IP |
附属品 | LANケーブル(カテゴリー6A、ストレート、2m)、電源ケーブル(1.6m)、3極-2極変換アダプター、フロントパネル開閉用鍵(2個)、取扱説明書、保証書、型番シール |
温湿度条件、最高動作高度 | 温度0~40℃、湿度10~85% |