商品紹介
Windows Server IoT 2019 for Storage Workgroup を搭載
Windows Server IoT 2019 for Storage とは
マイクロソフト社が提供するWindows Server 2019をベースとして、ストレージ用途に限定して機能を絞り込んだ組み込みシステム向けOSです。
Active Directory環境での運用に最適
Active Directoryサーバーに登録されているアカウント情報を利用したファイルやフォルダーのアクセス制限に対応。 一元管理によって導入・管理の手間が省略できます。
サーバーへのクライアントアクセスライセンス(CAL)不要
通常のWindows Server OSの場合、サーバーソフトウェアにアクセスするユーザーまたはデバイスごとに、CAL(クライアントアクセスライセンス)が必要ですが、本商品が搭載している Windows Server IoT 2019 for Storage Workgroup はクライアント数に応じたCALを別途用意する必要はありません。そのため導入・運用コストを大きく削減することが可能です。
※登録可能なユーザー数は50ユーザーまでに制限されています。但し、Active Directory環境下ではこの限りではありません。
10GbE&8GB ECCメモリーを搭載
オフィスの情報共有を高速化、ビジネスの効率アップも推進
高速イーサーネット10GbE/5GbE/2.5GbE標準搭載
10GbE(10ギガビットイーサネット)を標準搭載しているため、NASへの10GbE搭載LANカード増設なしで、10GbEのハイスピードを使用できます。
また、IEEE802.3bz規格にも対応しており、多くのビルで既に敷設されているカテゴリー6ケーブルやカテゴリー5eケーブルの環境であっても、同規格に対応したスイッチに変更するだけで、5GbEや2.5GbEのスピードにてご利用いただけます。
10GBASE-T / 5GBASE-T / 2.5GBASE-T / 1000BASE-T / 100BASE-TX・・・1ポート
1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T・・・2ポート
※10GbEをご利用になる場合は、10GbEに対応したスイッチと、添付のLANケーブル または、カテゴリー6a以上のLANケーブルを使用する必要があります。
8GB大容量のECCメモリを搭載
8GBの大容量メモリーを採用。
ファイルサーバー、バックアップ、レプリケーションなど様々な用途でNASを使用しても、安定した動作を実現します。
また、サーバー機などで使用されているECCメモリーモジュールを搭載。
メモリーに誤った値が記録されていることを検出し、正しい値に訂正しながら動作させるので、データエラーが発生してもシステムを停止せずに運用できます。
10GbE環境の構築に欠かせない10GbE対応スイッチ
全ポート10GBASE-T、5GBASE-T、2.5GBASE-Tに対応したスイッチ(BS-MP20シリーズ)と組み合わせることで、10GbE、5GbE、2.5GbEのハイスピードな環境を構築します。
BS-MP20シリーズの詳細はこちら
10GbE環境の構築で業務効率アップ
10GbE搭載の本商品と10GbE対応スイッチ(BS-XP20シリーズ)で10GbE環境を構築すれば、同時アクセス時も従来商品より高速処理できるようになりました。
※RAID1モードに設定し、4GBのファイルを転送した際の転送時間。
多彩なデータ保護機能を搭載
万が一の事態からデータを守る
シャドウコピーを使用した復元ポイントの保存
管理者が設定したスケジュールに基づいて、共有フォルダーのスナップショットを作成できます。ユーザーが誤ってファイルを変更してしまった場合などでも、履歴を遡って変更したファイルを以前の状態に復元することができます。
遠隔地のサーバーにインターネット経由で自動同期
ネットワーク経由でActive Directory環境下で、別地域の本商品にバックアップできる「DFSレプリケーション」機能を搭載。離れた拠点に設置された本商品に、インターネット経由で自動で同期/レプリケーションができます。複数の拠点にバックアップを用意しておけば、万が一の災害や拠点障害により、特定のサーバーが機能しなくなってもデータは保持されます。
※遠隔地でのレプリケーションを行う場合は別途WAN環境が必要です。
※ネットワーク環境によっては、バックアップに支障の出る場合があります。事前の評価検証を推奨致します。
※本機能を利用するには、Windows Server 2003 R2以降のActive Directoryに参加している必要があります。また、2台の本商品が同一フォレストにある必要があります。
データを2台のテラステーションに同時保存 (Buffaloレプリケーション)
2台のテラステーションに同時にデータを保存。メイン機に障害が発生してもバックアップ機にLANケーブルをつなぎかえて設定変更することで、バックアップ機をメイン機として使用できます。
※Active Directory環境でなくても利用可能です。
※ご使用の環境によっては、レプリケーションに支障の出る場合があります。事前の評価検証を推奨いたします。ネットワーク環境によっては、バックアップに支障の出る場合があります。事前の評価検証を推奨致します。
データを外付けHDDやNASに定期的に保存して守る
本商品はWindows Serverバックアップによる「スケジュールバックアップ」機能を搭載。業務が終了した深夜や早朝などに全てのフォルダーを対象にバックアップを取るなど、日時を指定してバックアップができます。
NAS向けに設計された専用HDD
長時間稼働に適した信頼性ある「NAS専用HDD」を採用
NASシステム用に設計された、高い信頼性と安定した動作を特長とした「NAS専用HDD※」を採用。長時間稼働に適しており、NAS専用のファームウェアが搭載されたハードディスクです。
※「WD RED」、「Seagate IronWolf」、「東芝 MNシリーズ」のいずれかを採用。
トラブル時も安心
簡単・迅速に障害時の復旧が可能
お客様自身でHDDを簡単に交換
万が一、内蔵されているドライブが故障した場合、お客様自身で簡単に交換することが可能です。ネジなどを外すことなくすばやく取り替えいただけます。交換の際は、交換用HDD OP-HDNシリーズをご利用下さい。
交換用HDD
OP-HDNシリーズはこちら
※交換の際は、安全のため手袋等をはめて作業してください。
※有償修理および無償修理でも輸送中の事故等におけるドライブデータの消失について責任を負うものではありません。
※適合機種以外のドライブ交換はサポートの対象外となります。
障害時にUSBメモリーを挿して電源をON
本商品付属のUSBメモリーで、万が一のリカバリーも迅速に実施可能。障害発生時には、本商品のUSB端子にリカバリー用USBメモリーを挿して、ファンクションボタンを押しながら電源をONするだけで、別途ディスプレイやマウス・キーボードを用意することなく簡単・迅速に障害復旧が可能です。
本体も搭載HDDも安心
安心の3年保証
本商品は、3年の保証付き。購入から3年以内※に故障した場合、メーカーにて無償で修理させていただきます。大切なデータを扱うNASを安心してお使いいただけます。
3年保証商品の保証内容については、こちらをご覧ください。
※本体及びハードディスクともに3年保証に対応。
バッファロー正規データ復旧サービス対象商品
障害レベルに応じた固定料金でデータの復旧が可能
サービスの特長
万が一のトラブルからの早期復旧をサポートする、保守パック(オプション)もご用意しています。
保守パックには、購入後60日まで入れる「オンサイト保守パック」「デリバリー保守パック」、いつでも入れる(購入後61日48ヶ月迄)「オンサイト保守パック」をご利用いただけます。各保守パックの価格は対象商品の全容量で一律、必要な保守年数で選べるわかりやすい体系で安心して導入いただけます。
購入後60日まで入れる「オンサイト保守パック」「デリバリー保守パック」の詳細はこちらをご覧ください
いつでも入れる(購入後61日48ヶ月迄)「オンサイト保守パック」の詳細はこちらをご覧ください
クラウド保存で災害から守る。「オンラインストレージ連携」
データをクラウド上に保存するオンラインストレージサービスと連携可能。データをクラウド上に保存することで、大規模災害からも大切なデータを守ります。
※各種クラウドサービスにはアカウントや別途料金が必要となる場合があります。
安定稼働
同時に複数のサーバーやPCから接続して運用されるテラステーションは、同時接続時の安定性も重要なポイントです。
例えば、業務時間外のPCの一斉バックアップや、授業などでのテラステーション内の動画の同時視聴など、一度に負荷がかかる状況を想定し高負荷動作試験を実施しました。
24時間連続での同時フルアクセス時の安定稼働台数検証では、同時に50台のPCが安定稼働できることが実証されました。
多台数のサーバーやPCが同時稼働する環境に安心してお使いいただけます。
システムの確認からエラーの対処まで
運用・死活監視を負担なく行える「Buffalo Dashboard」
本商品の運用・死活監視などができる「Buffalo Dashboard」。システム情報の確認、HDDの取り外し処理に加え、本体の設置場所を確認できるアラーム機能、エラー発生時に対処方法を表示するメッセージ機能などを搭載しています。
商品スペック
筐体タイプ | 据え置き |
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搭載OS | Windows Server IoT 2019 for Storage Workgroup |
搭載済ストレージ容量 | 8000GB |
3.5インチスロット搭載済数 | 2台 |
3.5インチスロット最大搭載数 | 2台 |
ストレージインターフェース規格 | Serial ATA III |
ホットスワップ | なし |
SSD対応 | なし |
RAID対応 | ソフトウェアRAID |
RAID仕様 | 1/0(出荷時 RAID1) |
ファイルシステム | 対応ネットワークファイル プロトコル→SMB |
CPU | Intel Atom C3338 Dual Core 1.5 GHz (ターボブースト→2.20 GHz) |
メモリー容量 | 8GB |
NIC仕様 | 10Gb(IEEE 802.3an(10GBASE-T)、IEEE 802.3bz(5GBASE-T/2.5GBASE-T)、IEEE 802.3ab(1000BASE-T)、IEEE 802.3u(100BASE-TX)、IEEE 802.3i(10BASE-T)) |
USB仕様 | コネクター形状→USB Type-A、インターフェース→USB 3.0、データ転送速度→最大5Gbps(規格値) |
本体サイズ(H) | 170mm |
本体サイズ(W) | 170mm |
本体サイズ(D) | 230mm |
本体重量 | 5000g |
リダンダント電源 | なし |
消費電力(稼働時) | 85W |
ファンコントロール | 92mm角 ボールベアリングファン 1基 |
対応クライアントOS | Windows 10/8.1 (64/32)/7(64/32)、Windows Sever 2019/2016/2012(R2)、Mac OSX 10.14/10.13/10.12 |
iSCSI(IP-SAN) | 対応 |
Wake-On-LAN | 対応 LAN3(10GbE)はWoL機能有効時、シャットダウン後のLAN3リンク速度は100Mbps固定になります。WoL機能を使用する為には、100Mbpsをサポートしている必要があります。※100Mbpsをサポートしていないハブ等からはWoL機能を使用できません。 |
チーミング | 対応 |
その他通信プロトコル | TCP/IP、UDP |
クラウドストレージ対応 | 対応 |
附属品 | LANケーブル(カテゴリー6A、ストレート、2m)、電源ケーブル(1.6m)、3極-2極変換アダプター、フロントパネル開閉用鍵 (2個)、USBリカバリメディア、取扱説明書、保証書 |
温湿度条件、最高動作高度 | 温度0~40℃、湿度10~85% |