商品紹介
スピーカーユニットを上向きに配置することで得られる360°の音の指向性により、どこにいても包み込まれるようなサウンドを体感することができます。また、平面特性波の聴取により、中央のボーカルはより中央へ鮮明に、また、演奏される楽器一つ一つのパートも、前後左右へ自然な奥行き感をもって、その位置を鮮明に体感することができます。2チャンネルのステレオ再生で従来指摘されてきたセンター部の音像の音圧不足も解消しており、センタースピーカーの追加を不要とするスーパーライブ感を実現しています。 |
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コーン型スピーカーが発する音の振動は、コーン紙の形状が起因して、再生する周波数帯域で位相特性が乱れる傾向にあります。その結果、L/Rステレオ再生でのクリアな音像定位に影響が出ます。 この位相のずれを避けるためには、音の振動を平面波という形に置き換える必要があります。TS1000では、「コーン型スピーカーの水平方向の音波特性が比較的平面波に近い」という性質と、「音波を一度反射させることで位相が整えられる」という効果をうまく利用して、極めて平面波に近い音波を空間に再生することに成功しています。 平面特性波の聴取は、自然界における鈴虫の音の聴取と同じです。極小の音圧である鈴虫の音は、離れた距離でも鮮明に聞こえます。またその音を近づいて聞いても、離れて聞いても耳への心地良さは同じに保たれています。TS1000は平面特性波を聴取させることで、自然な音源に近い再生音を実現しています。 |
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円筒形エンクロージャの採用により、低周波再生時のピストン運動がストレス無く発揮され、スピーカーユニットのスペックを超える心地よい低音を再生します。打楽器やアタックに特長のある楽器(ピアノ等も含む)は、立ち上がりレスポンスの早い「抜けの良い音」となって空間に再現されます。 スピーカーユニットの構成は、高域音でのエネルギー空間バランスをとるため2-Way構成とし、リスニングポイントを固定して音楽鑑賞を行う場合に有効なトゥイーター専用リフレクターも用意しています。 また、筒内にダクト管を内装し、空気制動によるチューニングを施すことで、中高音とのバランス調整を行っています。 |
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TS1000が奏でる360°の平面特性波を波紋として見立て、その動きの源(音源)としてスピーカー本体を、水面に立つ優雅で伸びやかな白鷺(Egretta)として表現しました。本体筒部には漆喰を施した特殊フィルム、スピーカーマウント部および脚部には、アルミ一体鋳造にサンドブラスト処理を施しています。 アルミ部分の有機的な造形は、白鷺の佇まいや水の動き、音の波動の視覚的な伝わりをダイナミックかつ繊細に表現したものです。 素材が映し出す柔らかな光の陰影が、自然な音像表現にすぐれたTS1000とのサウンドシーンを豊かに演出します。 |
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商品スペック
egretta図2 | |
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使用ユニット | |
13cm ポリプロピレン・スピーカ | |
アルミ ダイヤフラム トゥイータ | |
入力インピーダンス | |
8Ω | |
最大入力パワー | |
50W | |
出力音圧レベル | |
87dB/m | |
周波数帯域 | |
44Hz ? 25 KHz | |
クロスオーバ周波数 | |
5KHz (2 ? Way) | |
エンクロージャ形式 | |
シリンダー型 パスレフ方式 | |
質量 | |
8 ㎏ (L・R 計16㎏) | |
寸法 | |
図示参照 | |
仕様は予告なく変更することがあります。 |