商品紹介
中〜大規模の施設、複数拠点への導入に最適な公衆無線LAN導入キット

本モデルは、不特定多数の人に無線LAN環境を提供する際に必要とされる機能を搭載した公衆無線LAN専用の導入キットです。
本キットを利用すれば、施設管理者は既存の回線を利用してランニングコスト不要で公衆無線LAN環境を構築することができ、手軽に無線LAN環境を来訪者に提供することが可能です。
また、本モデルは、多様な規模の施設、複数の施設を面的にカバーして無線LAN環境を整備することが可能です。
法人向け無線アクセスポイントやスイッチと組み合わせて公衆無線LANネットワークの範囲を拡張できるため、施設の形状に合わせた柔軟な無線LAN環境を構築することが可能です。別売のネットワーク管理ソフトウェア(WLS-ADT)を利用すれば、インターネット経由で最大3,000台の本製品を含むバッファロー製法人アクセスポイントの集中管理も可能です。
FREESPOTステッカー付属

本モデルは、公衆無線LAN環境であることを来訪者にお知らせできるよう、FREESPOTステッカーを付属しています。ロゴデザインは、外国人も無料の公衆無線LANと認識しやすい、「Free Wi-Fi」の表記が入ったデザインです。通常のFREESPOT両面ステッカーのほか、観光庁に申請いただくことで利用できる「Japan.Free Wi-Fi」ロゴ入りのステッカーも付属しています。
公共施設に最適な法人仕様のハードウェア
アンテナ内蔵で外観すっきり

アンテナ内蔵タイプで、外観はすっきり。しかも、外付けアンテナと比べても、無線LAN電波の飛びに遜色はありません。
小型筺体で目立たず設置

文庫本に匹敵する小型筐体を実現し、公共エリアの小さなスペースに設置できることはもちろん、壁面や天井にもすっきりと目立たずに設置することができます。
豊富な設置オプション

壁掛け金具を標準添付。設置の自由度が高く、より電波が安定しやすい場所に設置できます。別売のマグネットキット(BS-MGK-A)を利用すれば、スチール製の棚に取り付けたり、別売の縦置きスタンド(WLE-OP-STN)を利用して縦置き設置も可能です。
スイッチボックスに直接取り付けできる壁掛け金具を標準添付

壁掛け金具は室内照明などのスイッチを取り付けるための「スイッチボックス」に直接ねじ止めできます。
スイッチボックスに取付できる環境であれば、壁にねじ穴を開けたり、別売の固定部品をご用意いただく必要はありません。
※スイッチボックスの適切な設置が必要です。
タイトルを書いて下さい

本製品を固定するねじ穴や、配線ポート、リセットボタンを保護するセキュリティカバーを同梱。セキュリティカバーは分離型で、ねじ一本で着脱が可能です。設置後にセキュリティカバーにカギをかけることで、無関係の人が本製品を持ち去ったりいたずらしにくい設置が可能です。配線ポートの乱雑な見た目を隠すこともでき、施設の美観を保つことができます。別売のケンジントンロックを使用すれば、より強固に盗難を防止できます。
※ケンジントンロックは市販のものをお使い下さい。
PoE(IEEE 802.3af)に対応

本製品は、LANケーブルを用いて受電できるPoE(IEEE 802.3af)に対応しています。
※PoE受電対応はWAN端子のみ。
※ACアダプタ(WLE-OP-AC12C)は別売です。
最長3年保証

安定したネットワーク稼動のために、ネットワーク機器の信頼性は最も重視されるポイント。メーカー独自の企業向け品質基準による高信頼部品の選定など品質の追求によって長寿命設計に取り組んでいます。また高い信頼性への取り組みの成果として3年保証を実現しております。
11ac/n/a(5GHz)+11n/g/b(2.4GHz)両対応

圧倒的な通信速度を実現する5GHz帯高速無線LAN規格11acと、距離が離れても電波が弱まりにくい2.4GHz帯11n/g/bに対応。最大866Mbps(理論値)の5GHz帯と、最大400Mbps(理論値)の2.4GHz帯を設置環境や用途によって使い分けることができます。
11acを活かす1000BASE-T端子搭載

本製品は、1000BASE-Tの有線WANと有線LANの端子を搭載しています。有線接続した機器に最大1Gbps(規格値)の高速通信が可能。高速無線LANとともに、施設のネットワークを高速化します。
認証機能で来訪者への無線LAN提供を実現
悪質な利用者によるトラブルを回避する認証機能

無線LAN環境を不特定多数の人に提供する場合、利用者の特定手段を設けたり利用記録を取得しないと、掲示板へのいたずら書込みなど、無線LAN環境を悪質な用途に用いられる可能性があります。本モデルによる認証機能を利用した場合は、利用者の特定ができ利用記録も保存されるため、こうした悪質なネット利用を予防することができます。

■FREESPOTサービスについて
本製品は無料公衆無線LANを実現するにあたり、FREESPOTの認証基盤を利用しています。FREESPOTの公式サイトでは、一般利用者向けに、FREESPOTの接続方法や認証の事前登録ページを案内しています。認証に関する利用手続きの詳細は、FREESPOT公式サイトをご覧ください。

■取得した利用記録をサーバーに保存
認証機能で取得した利用記録は、FREESPOT協議会所有の認証サーバーで管理します。協議会で利用記録を管理するため、ネット犯罪が起きた時でも、警察、裁判所、ほか関係省庁からの法令に基づく照会は、FREESPOTコールセンターが対応します。FREESPOT提供者は管理の手間が省けます。
※ 警察、裁判所、ほか関係省庁が利用記録を照会される場合は、FREESPOTコールセンターまでお問合せください。

■一度の利用者登録でどのFREESPOTも利用可能
FREESPOT専用モデルは、協議会所有の共通の認証基盤を利用しているため、利用者は一度利用者登録を行えば、どのFREESPOTでも利用者登録を繰り返す必要なく ご利用いただくことが可能です。
利用者登録の方法は、①FREESPOT専用モデルを通じて現地で実施するか、②自宅からインターネット経由でFREESPOTのホームページで事前登録するか、の2通りがあります。
※②インターネット経由での事前登録は、こちらをご覧ください。
メールアドレスとSNSアカウントによる登録手段に対応


無線LANに初回アクセスすると、ブラウザに表示された認証画面で、メールアドレスかSNSアカウント、どちらで利用者登録を行うか選択します。メールアドレスで登録する場合、認証画面にメールアドレスを入力し、サーバーから送られてくるメールに記載されたリンクをクリックすることで、利用者登録が完了します。SNSアカウントで登録する場合は、お使いのSNSにログインしてFREESPOTと連携すると利用者登録が完了します。2回目以降は再度 利用者登録は求められず、手軽に無線LANを利用できます。
※認証の有効期限は6ヵ月ですが、接続毎に有効期間が6ヶ月に延長されます。有効期限が過ぎた後も、再登録することで利用が可能です。
※任天堂ゲーム機で、’FREESPOT’のSSIDを利用する場合は、認証不要でそのままアクセスできます。’FREESPOT’以外のSSIDを利用する場合は、認証が必要です。
※迷惑メール防止機能、メールフィルターを設定した携帯電話では「@freespot.com」からのメールを受けられるようにしてください。
※オーナーは利用者のメールアドレスを取得することはできません。
※インターネット上で利用者登録をすることも可能です。登録フォームはこちら。
※2018年7月現在、Facebook、Google、Twitter、Yahoo! JAPAN の4つのSNSアカウント認証に対応しています。
※メールアドレスが登録されていないSNSアカウントでは、利用者登録できません。
総務省「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」に利用できる
※平時の公衆無線LAN利用がある場合、①による認証方式、または、②及び③の認証方式併用、いずれかを採用すること。
①SMS連携方式
②SNSアカウントを利用した認証方式
③利用していることの確認を含めたメール認証方式
5ヶ国語に対応したメール認証画面

認証画面の表示言語は日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語の5言語に対応。認証画面はブラウザの言語設定に従い、適切な言語の認証画面が自動で表示されます。手動で言語を選択することも可能です。近年増加する訪日外国人観光客も手軽に無線LANを利用でき、外国人観光客にとっても施設をより魅力的な環境を構築することができます。
無線LAN提供者の店舗名を認証画面でPRできる

接続端末に表示される認証画面に、設置した店舗名を表示することができます。
ロゴやSSIDに加え、認証画面の名称も変更することで、無料Wi-Fiを他サービスと区別して、独自ブランドで取り扱うことが可能となります。
※日本語画面のみ対応しています
利用登録手続きを簡素化するWi-Cert認証連携に対応

事業者毎に公衆無線LANの認証の仕組みが異なるため、利用者は異なる事業者の公衆無線LANを利用する場合、それぞれ認証手続きが必要でした。認証連携機能を有する本製品を用いて公衆無線LANエリアを提供すれば、利用者は一度の対応アプリへの利用登録で、対応する事業者の公衆無線LANを利用できるようになり、利便性が向上します。

■Wi-Cert Web-API方式について
Wi-Cert Web-API方式とは、一般社団法人 公衆無線LAN認証管理機構(英文名:Wireless LAN Certification Organization ※略称 Wi-Cert)が普及推進する認証連携方法です。
【利用方法】
Wi-Cert Web-API方式を利用するにはWi-Certへの申請が必要です。
申請は自治体のみが可能で、個人/民間企業の申請は受け付けていません。
資料請求をご希望されるお客様は、下記FREESPOT協議会のお問合せフォームに、お客様情報(自治体名/お名前/電話番号/メールアドレス/その他あればご要望)をご記入のうえ、ご連絡ください。
施設で得られるメリットを高める便利な機能
フリースポットへの接続時に任意の広告を表示可能

無線LAN利用者のスマートフォンやパソコンからのアクセスに対して、あらかじめ登録されたURLにリダイレクトさせることが可能です。来店者に、自店の広告ページやクーポンを表示するなどフリースポットを販売促進のツールとして活用することができます。
また防災Wi-Fi時は別のURLを表示させることができます。
来訪者の接続を限定する時間制限機能

無制限のインターネット利用を防ぐため、本製品1台ごとに、接続端末が1日に利用できる回数と時間を設定することが可能です。利用者のブラウザに利用条件が表示され、設定された回数と時間以上の利用を制限することが可能です。
営業時間にあわせた無線LAN提供

曜日と時間を設定することにより、本製品の電波を自動的にON/OFFする「無線スケジューラー機能」を搭載しています。営業時間のみサービスを提供し、夜間や休日のアクセスを防ぐことで、不正利用や担当不在時のトラブルを防ぐことができます。
有害サイトへのアクセスを制限

フィッシング詐欺、ウイルス配布、麻薬など事件性のある有害サイトを自動で判別しアクセスできないようにします。
※本機能はFREESPOTオーナー様向けの有料サービスです。購入後、オーナー様で別途お申し込みが必要です。1年間5,000円(税抜)
スパムメール防止機能

受信者の許可を得ないで、一方的にメールを大量に送るスパムメールの送信を防止します。一定時間に一定数を超える多数の宛先にメール送信すると、スパムメールとみなし自動でメール送信をストップします。
自動ファームウェアアップデート機能
自動的にファームウェアのアップデートが行われるため、常にファームウェアが最新のバージョンに保たれ、機器のバグに起因するトラブルの発生を抑えることができます。利用者が多くアップデートの必要性が高い公衆無線LANにおいて、オーナー様のメンテナンス工数を減らすことができる機能です。
※初期設定は無効になっています。
商品スペック
対応OS | Windows 10(64/32)/8.1(64/32)/7(64/32) |
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無線LAN規格(802.11n) | 11ac/11n/11a/11g/11b |
LANポートタイプ | IEEE802.3ab(1000BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)、IEEE802.3(10BASE-T)、IEEE802.3x Flow Control、IEEE802.1Q VLAN tagging |
通信速度 | (理論値)→最大866Mbps(11ac)、最大400Mbps(11n)、最大54Mbps(11a、11g)、最大11Mbps(11b) |
セキュリティ機能 | WPA2-PSK(AES)、WPA2-EAP(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES/TKIP)、WPA/WPA2 mixed EAP(AES/TKIP)、WEP(128/64bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーター |
付属品 | 壁掛け金具、壁取付用ねじ、アンカー、取扱説明書、保証書、セキュリティカバー取付ねじ、セキュリティカバー用鍵、FREESPOT両面ステッカー(大)1枚、(小)2枚、Japan.Free Wi-Fi対応ステッカー(大)1枚、(小)2枚 |
法規関連確認日 | 20180718 |
本体サイズ(H) | 150mm |
本体サイズ(W) | 110mm |
本体サイズ(D) | 35mm |
本体重量 | 320g |