商品紹介
小規模拠点ネットワーク構成例

SOHOネットワーク構成例

店舗内ネットワーク構成例
LANの見える化に対応し、保守・運用の業務負担を軽減
『SWX2110シリーズ』は、LANの見える化機能「LANマップ」での管理に対応します。ヤマハルーターなどと組み合わせることで、本製品と接続されている端末まで含めたネットワーク構成を可視化できます。誤接続によるループの発生や不正な接続端末などを検出でき、状況に応じて対策を講じることができます。遠隔からでもネットワーク状態を末端まで確認できるため、突発的なトラブルでも現場に駆け付けることなく、障害原因を予測でき、日頃の保守・運用業務の負荷を軽減させることが可能です。

小型化による設置性の向上
金属筐体を採用することで放熱性を高め、従来の「SWX2100シリーズ」に比べ、小型化を実現し、キャビネットの中や狭い場所へ設置しやすくなりました。アクシデントにより電源コードが抜けてしまうことを防ぐため、抜け防止金具も付属しています。LED MODEボタンによるポートLEDの消灯にも対応しており、LED点滅が気になりやすいデスク周りでの使用にも適しています。
また、マグネットシートを同梱しており、スチール製のデスクサイドやキャビネットの側面へ簡単に設置可能です。ファンレス設計で50℃までの動作環境に対応するため、天井裏や倉庫など高温になりやすい場所へも設置できます。

RTX830 とのサイズ比較

壁設置イメージ

マグネット貼り付けイメージ
VLANやQoSなどのスイッチ機能を厳選搭載
『SWX2110シリーズ』は、従来のループ検出やEEEなどに加え、中小規模ネットワーク向けのエッジスイッチとして有用な以下の機能を厳選し、搭載しました。
- 部門・利用目的等によって仮想的にLANセグメントを分けるVLAN
- フレームの優先度に従ってリアルタイム性を確保するQoS
- 不要なフラッディングを抑制することで帯域を有効活用するマルチキャストスヌーピング
- トラフィックの監視や解析に有用なポートミラーリング
- 使用しないポートの通信を遮断して不正利用を防ぐポートシャットダウン
これらの機能は、「LANマップ」から設定が可能です。無料のPCアプリケーション「Yamaha LAN Monitor」による管理/設定にも対応しているため、ヤマハルーターやインテリ以上のスイッチが無い環境においても、本製品の機能を十分に発揮できます。また、本機に保存される設定は「LANマップ」にバックアップが可能なため、簡単かつ確実に設定の復元ができます。故障などで機器交換が必要となった場合でも、現地作業者のスキルを問わず、機器交換によるネットワークの復旧をスムーズに行うことができます。

VLAN設定イメージ

簡単な復旧作業
ハードウェア/性能
商品スペック
インターフェース | |
---|---|
LANポート数 | 16 |
SFPスロット数 | - |
SFP+スロット数 | - |
microSDスロット | - |
コンソールポート | - |
オートネゴシエーション | ○ |
Auto MDI/MDI-X | ○ |
PoE | |
PoE給電可能ポート | - |
給電方式 | - |
最大給電能力(1 ポートあたり) | - |
最大給電能力(装置全体) | - |
性能 | |
スイッチング容量 | 32Gbps |
転送能力 (※1) | 23.81Mpps |
レイテンシー (※2) | -/2.7μs/ 5.5μs/ 32.7μs(10G/1000M/100M/10M) |
最大MACアドレス登録数 | 8,192 |
フレームバッファー | 512KB |
ジャンボフレーム対応サイズ | 最大9,216byte |
リンクアグリゲーション | |
リンクアグリゲーション | - |
Layer2 | |
VLAN | ポートベースVLAN, タグVLAN(IEEE 802.1Q) |
最大VLAN数 | 32(VLAN ID 1?4,094)(※4) |
スパニングツリー | - |
ループ検出 | ○ |
Layer3 | |
基本設定 | - |
デフォルトG/W 冗長化 | - |
スタティックルーティング | - |
ダイナミックルーティング | - |
ポリシーベースルーティング | - |
IPマルチキャスト | |
Layer2 | IGMP Snooping (v1/v2/v3) |
Layer3 | - |
制御 | |
ACL | - |
QoS | 送信キュー割当て(DSCP), スケジューリング(WFQ) |
フロー制御 | IEEE 802.3x(全二重), バックプレッシャー(半二重), HOLブロッキング防止 |
ストーム制御 | - |
管理/設定 | |
管理プロトコル | - |
セキュリティー, 認証機能 | - |
プログラム管理 | L2MSマスター(※5)による更新 |
ロギング機能 | L2MSマスター(※5)へのイベント出力 |
ログ記憶容量 | - |
サポート機能 | ポートミラーリング, ポートシャットダウン, リンクスピードダウンシフト, パケットカウンター,省電力モード(IEEE 802.3az EEE) |
L2MSマスター (※3) | - |
L2MSスレーブ (※3) | L2MSマスター(※5)の Web GUI による設定/状態表示/管理, ネットワーク構成表示, CONFIGの保存/復元/削除 |
スタック | - |
CONFIGスイッチ | - |
設定手段 | L2MSマスター(※5)のWeb GUIを使用した設定 |
GUIの推奨ブラウザー | - |
ハードウェア | |
状態表示ランプ(前面) | POWER, LINK/ACT, SPEED |
動作環境条件 | 周囲温度 0?50℃, 周囲湿度 15?80%(結露しないこと) |
電源 | AC100~240V(50/60Hz)(※6), 電源内蔵(電源スイッチなし), 電源インレット(3極コネクター, C14タイプ) |
最大消費電力(皮相電力)、最大消費電流、発熱量 | 10 W(21 VA), 0.21 A, 36 kJ/h |
エネルギー消費効率(W/(Gbit/s)) | C区分 0.6(※7) |
最大実効伝送速度(Gbit/s) | 16.0(※7) |
測定時ポート速度とポート数:1Gbit/s: 16(※7) | |
筐体 | 金属筐体, ファンレス |
電波障害規格、環境負荷物質管理 | VCCIクラスA, RoHS対応, 省エネ法準拠 |
外形寸法 | 220(W)×40.5(H)×160(D)mm(突起物を除く) |
質量(付属品含まず) | 1.3 kg |
付属品 | 電源ケーブル(3ピンプラグ), 電源抜け防止金具, 取扱説明書(保証書含), ゴム足, マグネットシート |
オプション | 19インチラックマウント(トレイ型)キット, ウォールマウントキット |
仕様対象ファームウェア | Rev. 3.07.01(※8) |
(※1)フレームサイズ64Byte時(ノンブロッキング)です。 | |
(※2)RFC2544に準じた測定値(ストア&フォワード方式, フレームサイズ64Byte)です。 | |
(※3)L2MS(Layer2 Management Service)は、ヤマハネットワーク機器をレイヤー2レベルで管理する機能です。L2MSスレーブ対応機種は、技術情報(RTpro)サイトにて公開しております。 | |
(※4)VLAN ID 1はデフォルトVLAN IDです。ユーザーが設定可能なVLAN数は31個になります。 | |
(※5)L2MSマスターに対応しているルーター/スイッチが別途必要です。L2MSマスター対応機種は、技術情報(RTpro)サイトにて公開しております。 | |
(※6)付属の電源コードを使用する場合は、日本国内AC100Vのみ使用可能です。 | |
(※7)「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づく表示事項です。 | |
(※8)最新プログラムは、技術情報(RTpro)サイト上に公開しております。 |